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社会福祉法人滋賀県聴覚障害者福祉協会「びわこみみの里」を取材しました。
「びわこみみの里」所長である 板垣幸男さんにインタビューしました。
守山市水保町にある聴覚障害者福祉協会「びわこみみの里」に行ってきました。空気が綺麗で自然豊かなところにあります。

掲載されている記事は、2007年の取材時の内容です。

びわこみみの里を作ろうとした目的
 11年前、草津市に聴覚障害者共同作業所「33(みみ)企画」が開所されましたが、無認可作業所であり、利用者や職員が15人ぐらい集まってきて場所が狭いため、作業がしにくい状況でした。そこで、作業所ではあるものの、将来一般企業と肩を並べられるよう収入を多く得たいと考えて来ました。
無認可の作業所では限界があると言う事で継続的な募金活動をし、認可を得た施設を設立したいと考え、資金を集め、2007年(平成19年)の4月にオープンするに至りました。
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 聴覚障害を持つ方がメインの施設ですが他にも知的、精神、視覚と重複した障害を抱える人達の社会参加の場を提供したいとの思いから、開設しました。
 聴覚障害者対象の施設は少ないという事もあり、コミュニケーションに一番ハンディがある方を対象とした施設をつくろうとの願いから、みみの里が出来ました。
 
びわこみみの里の特徴
 今は法律が変わりまして、就職移行支援・就労継続支援・生活訓練と言う事で他の作業所とは違った犬に関する仕事(ドッグランの設置・トリミング)やバウムクーヘン作り、犬も同件可能な喫茶店Cafe2960(ふくろう)の運営も始めました。
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工夫していること
 犬のトリミングは資格を得ないとできない作業なので、現在準備中です。 今後の目標として「犬用のクッキー」を作ってみたいと考えています。
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建物が完成するまでに苦労した事及び開設してから良かった事
国からの援助を頂いて設立するため自己資金を適宜自分達の力で6年間余りかけて募金活動をしてきたこと。
地元の方との交渉。
伸び伸びとしていて、環境が整っていること。
   
 
利用者の方の仕事
喫茶・・・ドックカフェ(ドックランあり)
菓子・・・クッキー、バウムクーヘン
犬のトリミング・マッサージ・マナー教室
縫製・・・縫製品、犬用製品等
エコ・・・アルミ缶の回収など
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今後の課題
 定員30名のところ、現在メンバーが18人と少ないので、より多くの収入を得るためにたくさんの方にこの施設を知ってもらい、その人数を増やしたいと考えています。
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お問合せは
社会福祉法人 滋賀県聴覚障害者福祉協会 「びわこみみの里」
〒524-0102 滋賀県守山市水保町165-1
TEL: 077-514-9078 /FAX: 077-585-7144
URL: http://www.33nosato.jp/
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