掲載されている記事は、2007年の取材時の内容です。
通所授産施設として25年、知的障害者の生活を支えてきました。 定員は40名であり現在38名が通所しており、各人の能力や適性に応じた作業をより確実に一定の品質を保った成果品を製作しています。 ボルトワッシャー入れ、菓子箱折り、自動販売機部品加工、緩衝段ボール加工、電気コード巻等を午前9時50分から午後3時30分の間で、1時間を単位とした4時限制の形態をとっています。 より安定した作業の確保と品質の向上を目指し、それに伴った利用者の処遇の検討をしていくことが必要です。
障害者自立支援法に基づいた障害者就労移行支援事業として、利用者毎に、24ヶ月を標準としたカリキュラムに基づいた一般就労に向けたサービスを実施しており、いわば「知的障害者のための2年課程の専門学校」をイメージしてもらえればと思います。 定員20名のところ8名の通所。グループ内の施設の衣類等を中心としたクリーニングの業務を行っています。 「自立した生活」とは、地域社会への貢献、ボランティア活動、納税の義務を果たすこと、就労することであると考えています。「働きに来ている」という自覚が自分自身を納得させ、通所率の向上につながっています。 設立したばかりであり、現在就職に至る実績はありませんが、今後は就職先となる企業を開拓していくことも求められています。
社会福祉法人としては、むつみ園・あったかグループホーム等の障害福祉の事業のみでなく、特別養護老人ホームやわらぎ苑等の高齢者 福祉の事業も運営しており、社会に対し様々な役割を果たしています。
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