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独立行政法人の一つの組織として「障害者の雇用の促進に関する法律」に基づいて設置され、障害者の方の就職に向けての支援を実施しています。
開設当初は身体障害者の利用が多かったようですが、現在は知的障害者が約半数、精神障害者や発達障害者などが約4割、身体障害者の利用は1割弱と、利用者層は変化しているそうです。年間の利用者は、月平均50人、年間で600人程度の利用があるそうです。
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面接や各種の検査等を通して、本人の諸特性や職業的な能力、適性などを把握し、本人にとって望ましい就職に向けた支援の進め方等を検討していくための相談評価を行い、障害者一人ひとりに応じた支援計画を策定していきます。なお、相談の受け付けは原則として、ハローワークを通して行っているそうです。
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就職にむけて課題の整理や準備を整えることを目的として、各人の支援計画に基づいて支援を行います。
実際の支援では、個々人の障害特性等に応じて柔軟にプログラムを設定し、利用者の能力や特性に応じた形で、部品の組み立てやピッキング、パソコン入力等の事務系作業などを行うほか、対人技能訓練や模擬面接等を行っています。
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リワーク支援は、平成17年10月に開始された新しい支援で、うつ病などにより休職されている方の職場復帰のための支援プラグラムです。支援は、本人、事業主、主治医の3者の合意により進めていきます。社会的なニーズも高く、今年度に入って利用者は倍増しているそうです。
今までにリワーク支援を修了された方は17名で、支援の期間が延長となる方もあるものの、全員が職場復帰されており、個別的なサポートが行われているため、復帰後の定着率も今のところ9割と高い成果が出ているそうです。
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障害のある方が職場で安定して働くことができるよう、ジョブコーチが事業所へ出向いて、障害のある方や職場の方々に対してさまざまな助言や支援を行い、就職促進や職場定着をサポートする制度です。
職業センターで配置している7名のジョブコーチに加え、地域の社会福祉法人等で認定を受けた5法人に7名のジョブコーチが配置され、県内で14名のジョブコーチが、年内約100名程度の障害者に支援を行っています。
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相談に訪れる障害者は、初めは就職や職場復帰に焦りがあるものの、職業評価を受けたり、具体的な支援などを受ける中で、自分自身に対する理解を深めていく方が多いとのこと。訓練を受けて何かを覚えてもらうということよりも、支援を受ける中で自分自身を良く知り、自らをうまくコントロールし、自分の障害や症状とうまくつきあいながら生きていく力を高め、自信をつけて就職や職場復職をされていくそうです。
また、障害者本人のみならず、障害者を雇用する事業主の方々からも、障害者を雇い入れる際に職業センターの支援を受け、助言等を受けながら雇用を進めることができ、安心して障害者雇用に取り組むことができてよかったとの声を多く頂いているそうです。
こうして利用者に納得してもらいながら、障害者が社会に復帰するお手伝いができることが、職業センターの職員としては何よりの喜びであるそうです。
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