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掲載されている記事は、2007年の取材時の内容です。 |
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精神障害者の就職は、まず、オープンかクローズドかということが問題になります。
ほわいとクラブでは、セミオープン(セミクローズド)すなわち職場の人事担当者及び直属の上司等一部の者には情報をオープンにするといった形での就労も利用者に選択してもらっています。
県内においても、事業主側では障害者を雇用することはやぶさかではないとするものの、精神障害者は…と言うところが多いそうです。 精神障害者の日常的なことやトラブルに対する方法がわからず、躊躇しがちです。精神障害者雇用の促進には、事業主側への支援等も必要と考えられます。
能力がある人や症状が安定した人は就労に至るチャンスが多い一方で、チャンスに恵まれない人や高齢障害者もいるため、就労継続事業B型も行う必要がありました。就労継続支援B型の者については、賃金の水準を意識した上で、就労移行支援を受ける者は、あくまでも一般就労できることが主たる目標であり、賃金よりは様々な職種・職場を経験してスキルを向上してもらうことがより優先されます。
精神に障害がある方は、一般就労の経験がある方が多いため、基本的に社会で必要なスキルを持っているばかりか、結構エリートだった方もいるため、仕事ができていた頃の自分に戻りたいというような思いを持ちがちです。
作業ができることと就職して職場生活ができること、したい仕事、今できる仕事、今ある仕事にはギャップがあることを受け入れるべきであり、ある程度の妥協も必要であることもある。非現実的な思いを捨てない限りは、就職のチャンスや可能性を限り無く狭めたままとなってしまいます。 |
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障害者が就職するにあたり、多くの場合、周囲の支援者が条件をどんどん上げ様々な注文を重ねてしまうため、就職が遠のいてしまうことが起こりがちですが、条件にある程度融通を利かせ、正社員でなければパートやアルバイトででも、8時間でだめなら6時間でもいいといった具合にとにかくチャンスを得ること、そして、実際の働きぶりを何とか事業者に見て分かってもらえるような戦略で就労支援を行っています。 |
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特定非営利活動法人しが障害者就労支援センター
ほわいとクラブ
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〒520-0051 大津市大江5丁目3−20 |
TEL 077-547-6391 |
FAX 077-547-6392 |
グリーンクラブ
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〒525-0028 草津市上笠2−27−1 |
TEL 077-566-7975 |
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